水戸城ライトアップ 夕闇に浮かぶ大手門

茨城新聞
2020年3月20日

水戸市三の丸の水戸城大手門がライトアップされ、瓦や白壁が夕闇に浮かんでいる。大手門は今年2月に復元工事が完成し、ライトアップも始まった。市歴史文化財課によると、照明が入るのは日没から夜明けまで。

高さ13.34メートルの門は自動車は通行禁止で、自転車は押し歩き。夕闇時に散策する人もおり「大きいね」と感想を話していた。大手門は水戸城の正門に当たる。佐竹氏が城主だった時代に建てられたとされる。その後、何度か建て替えられ、明治時代に解体されたとされる。江戸時代初期の様式を残しており、土塁に取り付く城門としては国内でも屈指の規模を誇る。

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