オオワシ、今年も飛来 茨城町涸沼
茨城新聞
2020年1月25日
茨城町の涸沼に今年もオオワシが飛来した。涸沼には1990年代後半に確認され、毎年1月下旬から3月中旬ごろまで過ごす。「暖冬の影響で今年は来ないかもしれない」と心配する声もあったが、20日に飛来が確認された。
オオワシはロシア東部のオホーツク海沿岸などで繁殖し、日本には越冬のため渡ってくる。主に北海道に来るが、少数が本州の湖沼や河口で越冬する。羽を広げると2.2~2.5メートルになる。
茨城町の網掛公園や親沢公園には、アマチュアカメラマンが長い望遠レンズを構え、威風堂々とした姿を撮影しようと集まっている。情報交換して居場所を探っている人もいた。毎年同じ個体とみられ、二十数年が経過しているという。寿命は20~25歳と推定されている。
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