夏の味覚求めにぎわう ワカサギ漁解禁 霞ケ浦・北浦

茨城新聞
2019年7月22日

 霞ケ浦と北浦のワカサギ漁は21日が解禁。行方市玉造甲の観光物産館「こいこい」では「わかさぎ解禁市」が開かれ、この日の早朝に取れた霞ケ浦のワカサギを販売した。
 会場は夏の味覚を求める来場者で大にぎわい。ワカサギや川エビの煮干しは早々に売り切れたほか、天ぷらのブースは揚げたてのワカサギを求める客で長蛇の列ができた。
 県霞ケ浦北浦水産事務所によると、霞ケ浦では平均水揚げが143・0キロと、昨年の81・9キロを大幅に上回り、初日の水揚げとしては過去5年で最多だった。北浦は19・4キロで昨年の25・4キロに及ばなかったものの、当初予測を上回った。担当者は「今年のワカサギは成長と脂の乗りがともに良く、非常に質が高い」と太鼓判。

地図を開く 近くのニュース