茂木のサケと秋の恵みツアー、70人満喫 女子大生と道の駅もてぎで共同企画

下野新聞
2015年10月25日

 【茂木】跡見学園女子大と道の駅もてぎが共同企画した初のモニターツアー「秋鮭(さけ)の遡上(そじょう)見学ともてぎ町秋の恵み7つの味覚」が24日、町内で行われた。

 「道の駅」を学生が観光や地域振興策を学ぶ場として活用し、地域振興にも役立てようと、国交省が本年度からスタートさせた実習体験事業の一環。

 同大観光コミュニティ学部の学生が4月から企画検討を開始。秋の味覚に着目し、町民や近畿日本ツーリストの協力で商品化にこぎ着けた。

 ツアーには首都圏などから約70人が参加。学生11人や町民らが案内役を務め、地域や特産品を紹介した。一行はシイタケ栽培や、そば打ちの見学・試食などを行った後、大瀬観光やなでサケの遡上と採卵を見学。採卵に適さないサケを使ったイクラ飯やちゃんちゃん焼きなどに舌鼓を打った。

 学生たちは今後、道の駅を拠点にしたミニツアーやスイーツの企画販売などに取り組む予定。

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