結城紬着こなし 桜の名所を散策 市内10カ所
茨城新聞
2019年3月31日
結城市の桜の名所や街並みを着物で楽しむ「きものday桜めぐり」(市観光協会主催)が30日、同市内で開かれた。結城紬(つむぎ)などに身を包んだ参加者が、桜が咲き始めた市内を巡った。
市内では毎年秋に「きものday結城」が開かれており、春の景色も楽しんでほしいと企画。県内外から11人が参加した。日本花の会結城農場や常光寺、水辺公園など10カ所を散策した。市内の桜は咲き始めたばかりで、満開の桜を満喫することはできなかったが、参加者は着物姿を撮影したり、観光ボランティアガイドの説明に耳を傾けたりしていた。
友人と参加した東京都、会社員、小松加奈さん(41)は「結城紬は暖かくて着心地が良い。きりげたが思った以上に軽くて履きやすい」と満足げ。自身の小紋の着物を着た結城市、岩岡紀子さん(78)は「皆さんとお友達になっておしゃべりが楽しかった。満開になったらもう一度見に来たい」と話していた。
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