16年連続で草津が1位 人気温泉地 業者が選んだ100選

上毛新聞
2019年1月11日

観光経済新聞社(東京都台東区)は、観光関連事業者が投票した人気温泉地ランキング「第32回にっぽんの温泉100選」の結果を発表し、草津温泉(草津町)が16年連続で1位に輝いた。本県からは伊香保(渋川市)、万座(嬬恋村)、みなかみ18湯(みなかみ町)、四万(中之条町)が入選した。
総投票数は2万1649票。旅行会社や旅行のウェブサイト運営会社、運輸事業企業などが投票した。
草津が最多得票となった要因として、抜群の知名度に加え、「泉質のPRがうまい」と分析。御座之湯など湯畑周辺の整備なども高評価の理由とみている。旅行業者からは、送客のしやすさでも人気を集めたという。
2位は別府八湯(大分県)で、前回より一つ順位を上げた。3位は下呂(岐阜県)、4位は指宿温泉(鹿児島県)、5位は道後(愛媛県)が続いた。
本県関係では伊香保が13位、万座が32位、みなかみ18湯が43位、四万が46位だった。
同時に発表された本年度の「人気温泉旅館ホテル250選」では、本県から都道府県別で最多となる18軒が選ばれた。9温泉地からの選出で、18軒全てが通算5回以上の入選宿に贈られる「5つ星の宿」に認定された。