世界の走りに県都熱狂 優勝は別府 ジャパンカップ・クリテリウム 宇都宮
下野新聞
2015年10月18日
アジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」は17日、宇都宮市中心部の大通りを周回するクリテリウムを行った。沿道を4万3千人(主催者発表)の観客が埋め尽くし、国内外のトップレーサーの走りに県都が熱狂した。
ジャパンカップは国際自転車競技連合(UCI)公認の国際レース。クリテリウムは今年で6回目。大通りの本町交差点から上河原交差点までの公道に1周1・55キロのコースを設定、20周して争われた。
前哨戦で、会場の熱気も徐々に高まっていった。メーンのクリテリウムはゴールスプリント勝負の末に、別府史之(べっぷふみゆき)選手(米・トレック・ファクトリー)が日本人初優勝。
県勢は小野寺玲(おのでられい)(那須ブラーゼン)が7位、大久保陣(おおくぼじん)(宇都宮ブリッツェン)が8位だった。また、ブリッツェンは鈴木譲(すずきゆずる)と城田大和(しろたやまと)が、それぞれ5周と10周の完了時点でトップ通過、スプリント賞を獲得した。
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