つくばで初呑み切り 新酒の出来栄え確認 8蔵元、65品種出品

茨城新聞
2018年8月8日

昨年から今年にかけて仕込んだ日本酒の品質や熟成度を調べる「初呑(の)み切り」が7日、つくば市内のホテルで行われた。

県酒造組合鹿行、猿島、新筑支部の8蔵元が持ち寄った65品種の新酒を、関東信越国税局の鑑定官ら審査員4人が香りをかいだり口に含んだりして、酒の質や熟成度合いを確かめた。各蔵元はここでの講評を基に、酒の出荷時期を決める。

同局の石渡英和鑑定官は「蔵ごとに個性が引き出されたいい酒ができた」と評した。鹿行支部の兼平理香子支部長は「猛暑続きで温度管理は例年以上に気を使う。管理を徹底し、よく熟成したおいしい酒を、秋口に消費者に提供したい」と話した。

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