名所や自然巡り健康に ウオーキングマップ 館林 大泉

上毛新聞
2018年5月10日

地域の歴史や自然に親しみながら健康増進を図ってもらおうと、館林市教委は市内の名所を巡る「ふるさとふれあいウオーキングマップ」を1万5千部作製した。地区ごとに設定した11コースをまとめた。市役所や公民館で配布している。
市ウオーキング協会(小林信(まこと)会長)の協力で、公民館や県立館林美術館などを起点とした3・5~7・2キロのコースを設定した。寺社や名所に加え、健康に歩くためのこつも紹介。コースごとに、体重60キロの人が歩いた場合の消費カロリーも載せている。狭い道や横断歩道のない場所など、危険箇所も示してある。
今後は11コースを順次巡るイベントを開く予定。問い合わせは市教委スポーツ振興課(☎0276・74・2611)へ。

大泉町はウオーキングマップ2千部を作製し、同じ内容の案内板を城之内公園やいずみ緑道など計4カ所に立てた。町内の歴史や文化、町のシンボルを訪ね歩く散策5コースを紹介している。
マップ表紙の写真は利根川左岸に残る鉄道橋脚を訪ねるコースの一場面。同コースは城之内公園を出発し、いずみ緑道をたどって橋脚まで往復する8・8キロとなっている。「大泉かるた」に読まれた名所も紹介している。
町役場、図書館などで配布している。町発足60周年記念事業の一環。問い合わせは町教委生涯学習課(☎0276・63・3111)へ。

 

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