水面に浮かぶ過ぎ行く秋 矢板・赤滝
下野新聞
2017年11月10日
「県民の森」内にある矢板市長井の赤滝周辺でモミジやカラマツ、ウルシが色づき、紅葉のピークを迎えている。
赤滝は落差約10メートルで、市の水辺景観10選に選ばれる景勝地。修験者の滝行で使われ、塩谷町出身の作曲家・故船村徹(ふなむらとおる)氏が子ども時代に度々訪れていた場所だ。
9日は秋晴れの空が広がり冷たい風が木々を揺らす中、色づいた葉が水辺に舞い落ちていた。同市東町、無職舘脇守男(たてわきもりお)さん(67)は「水面に浮かぶ落ち葉と滝の組み合わせもまた趣がある。天気がよく、滝に架かる虹も見ることができてよかった」と話していた。同管理事務所によると、見頃は今週末までという。
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