「梅酒一品」に最高金賞 吉久保酒造が市長報告 水戸

茨城新聞
2017年10月6日

水戸市本町の老舗酒蔵、吉久保酒造(吉久保博之社長)が製造する「水戸梅酒一品」が、8月に都内で開かれた全国梅酒品評会で最も優れた銘柄に贈られる最高金賞を受賞した。吉久保社長が5日、同市中央の市役所臨時庁舎を訪れ、高橋靖市長に喜びを報告した。

品評会は商品名やラベルに梅酒の文字が含まれる飲料が対象。「醸造アルコール」や「本格焼酎」など計7部門に、国内の81酒蔵から計147銘柄がエントリーし、水戸梅酒一品は「日本酒」部門で金賞を受賞。さらに、7部門の金賞から選ばれる「最高金賞」も受賞した。

水戸梅酒一品は同社の日本酒「一品」を原料に和三盆糖などを使った梅酒で、一部には水戸市産の青梅も利用。720ミリリットル入り1500円(税別)で、市内を中心とする酒販店などで販売している。

吉久保社長は「20~50代の幅広い女性を中心に試飲をしていただき、4年ほどかけて仕上げた自信の商品」とアピール。高橋市長は「女性がおしゃれに飲めると、市場も広がる」と期待を込めた。 

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