穏やかな色彩、四季折々の花 日本画家・大坪さん 茨城・つくばで個展 12日まで
茨城新聞
2026年4月9日

茨城県つくば市在住の日本画家、大坪由明さん(78)の個展が、同市吾妻の県つくば美術館で開かれている。サクラやヒマワリ、ボタンなど四季折々の花を穏やかな色彩で描いた日本画69点が展示されている。同展は12日まで。
昨年11月に出版した自身初の画集「百花百風(ひゃっかひゃくふう)」を記念し、収録作品を集めた。画集は自宅の庭で育てている花を中心に、ここ約5年間に描いた植物108種計112点と題材にまつわる文章などを収録している。
平安神宮(京都府京都市)境内のしだれ桜を描いた縦180センチ、横360センチの大作「平安春宵(しゅんしょう)」をはじめ、ヒルガオやツツジ、ナンテンなど古くから日本で親しまれてきた色とりどりの植物を描いた作品が会場を彩っている。小鳥や犬などの動物を画面に収めた作品もあり、生命の息吹を伝えている。
大坪さんは1947年、富山県生まれ。80年に院展で初入選して以降、院展や個展で発表を続けてきた。現在は日本美術院特待で、美術団体「茨城美術会」の会長を務める。
「花によって違う雰囲気を引き出そうと描いた。絵の中の花と対話し、本物を目にした時に思いをはせてほしい」と語った。
画集などについての問い合わせは大坪さん(電)029(857)2526。
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