常夏タイへ海外釣行 ピーコックバスとチャドー 国内と違った魅力も

茨城新聞
2026年3月24日

日本では寒さが厳しい1月初旬、東南アジアは常夏のタイ王国へ釣行した。タイは東京から約7時間。大型魚バラマンディやチャドー(ライギョ)が生息する管理釣り場も多く、初めての海外遠征には最適の国だ。今回は現地ガイドの案内で、ピーコックバスとチャドーを狙うことにした。

用意したタックルは、携行性に優れた6フィート(約180センチ)のパックロッドにベイトリール。ラインはPE2号、リーダーには40ポンドのナイロンを組み合わせた。ルアーは、水面で高速アクションが可能なペンシルベイトを主に使った。

こちらはチャドー(ライギョ)

バンコクのスワンナプーム空港で友人と合流し、翌日の釣行に備えてホテルで準備を整える。翌朝早く、友人の車で現地ガイドが待つポイントへ向かった。

到着したのは「ムーバーン」と呼ばれる塀で囲まれた住宅街の一角で、前日にガイドから受け取っていた通行証を入り口で提示、中へ入った。しばらく進むと大きな池が現れ、そこにガイドとアルミボートを見つけて合流。いよいよ実釣開始だ。

まず水面近くの障害物付近へルアーをピンポイントでキャスト。高速でロッドを操作してペンシルベイトを左右に首振りさせ、魚を誘い出す。

大きな池の一角、日陰のポイントへボートで近づいた

ガイドが操船するアルミボートで日陰のポイントへルアーをキャストし、高速で巻いていると、突然ルアー後方から水面直下を猛スピードで追ってくる魚影が見えた。次の瞬間、魚影は大きな水しぶきを上げてルアーに食い付きヒット。ロッドはバットから大きく曲がる。力強い引きを手のひらで楽しみながら巻き上げると、顔を見せたのは小型のチャドーだった。

その後はチャドーがポツポツ釣れるものの、本命のピーコックバスはルアーを追うだけ。なかなかバイトせず、午前中は苦戦した。

しかし、午後になり風が吹き始めたタイミングで状況が一変した。活性が上がったか、巻いているルアーに勢いよく食い付くようになる。強烈な引きの末にようやく本命がきた。美しく金色に輝くピーコックバスを手にできて、今回の釣行で印象的な1匹となった。

その後はコンスタントに釣果が伸び、最終的にはピーコックバス4匹、チャドー5匹を釣り上げ、大満足の釣行となった。

海外釣行と聞くと、費用や準備など気後れする人も多いと思うが、場所や時期を選べば比較的安価に済む。近年はスマホの翻訳アプリもあって、意思疎通に支障を感じることも少なくなった。国内とは違った魅力を求め、海外へ踏み出してみてはいかがだろう。(キャスティングつくば店・篠塚弘之)