栃木県北部で自然薯の収穫シーズン 年末年始の贈答用として需要「粘りが強く美味しい」
下野新聞
2025年11月28日

栃木県内外の自然薯(じねんじょ)栽培愛好家ら約100人でつくる「那須自然薯の会」の会員の畑で、収穫シーズンを迎えている。
自然薯は日本原産の山芋。県北などでは1月3日に「三日とろろ」を食べる風習があり、年末年始の贈答用などとして需要がある。
会員は、とい状のプラスチックの筒に種芋を入れ土に埋めて栽培。収穫後は会員それぞれが知人や友人に分けたり、道の駅や直売所などで販売したりしているという。
現在は長さ約1.5m、直径約5cm、重さ約1kgほどに育ち、20日の収穫では2kgを超える「大物」も採れた。
約800㎡で約1000本を栽培する会長の鈴木良一さん(78)=大田原市=は「太くて長く形がいい。例年通り粘りが強くおいしい」と話した。
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