洋画や工芸、806点が一堂に　11月30日まで群馬県美術展（群馬・高崎市）

第76回群馬県美術展（群馬県美術会、群馬県など主催）が30日まで、群馬・高崎市の県立近代美術館で開かれている。入選以上と会員らの創意に富んだ作品806点（日本画91点、洋画570点、彫刻45点、工芸100点）を一堂に紹介し、来場者を魅了している＝写真。

最高賞の山崎種二記念特別賞に輝いた松原利之さん（伊勢崎市）の洋画「いつか見た風景」などが並ぶ。高校生を含む若年層の優れた表現や、デジタル技術を生かした独創的な作品にも注目が集まっている。

同会の茂木紘一会長（83）は「多様な作品が出そろい、表現の幅広さを感じられる。堅苦しく思わず、感性のままに楽しんでほしい」と話した。