いちごの日本一の産地 栃木県真岡市で主力品種「とちあいか」2026年産の出荷始まる
下野新聞
2025年10月12日

日本一のイチゴ産地として知られる栃木県真岡市で9日、主力品種「とちあいか」の2026年産(25年秋~26年春)の出荷が県内のトップを切って始まった。10日朝に東京・大田市場で競りにかけられる。
真岡市物井、一木茂さん(52)が396パック(約102kg)のとちあいかを真岡市石島のJA全農とちぎ青果物広域集出荷センターに搬入。甘い香りが漂う中、JAはが野の職員らが大きさや形を確かめた。
真岡市内では9月上旬に突風被害が発生し、イチゴ農家のビニールハウスが損壊するなどした。一木さんも被害を受けたものの「特に影響はなく、夏の猛暑にもかなり気を使って例年並みに大きく育った」と今季の出来に胸を張っていた。
出荷は11月上旬に本格化し、26年5月末まで続く見込み。
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