庭園&果樹園、魅力紹介 11月にバスツアー 茨城県公園連携協

茨城新聞
2025年10月1日

いばらきフラワーパーク(茨城県石岡市)と水戸市植物公園、果樹園を組み合わせた日帰りバスツアーが11月2日に実施される。秋バラの観賞やハーブ類の楽しみ、リンゴ狩りを通して、茨城県の庭園と周辺の観光資源の魅力を紹介する。県公園間交流連携促進協議会が主催し、参加者を募集している。

コースは水戸市が起点で、植物公園で園内のハーブや薬草などを観賞する。石岡市の古民家カフェで昼食後、フラワーパークを訪れ、秋バラを観賞する。さらに、同市の観光果樹園でリンゴ狩りを楽しむ。

植物公園では西川綾子園長が園内を紹介する。フラワーパークはガイド案内があるほか、希望者は季節の草花を使ったアロマミスト作りを有料で体験できる。ランチはこだわりの地元食材やデザート、ハーブティーが味わえる。

同事業は国土交通省「ジャパンガーデンツーリズム」の登録計画「いばらきガーデン&オーチャードツーリズム」の一環。庭園同士の連携により地域活性化を図る取り組みで、参加者に庭園の魅力を伝え、各公園の利用促進や観光振興につなぐのが狙いだ。

ツアー事務局の県都市整備課は「家族や友人と参加してほしい」とPRした。

参加費4000円。定員20人で先着順。10月24日までに電話かQRコードで申し込む。問い合わせは同課(電)029(301)4660。