日光宇都宮道路の通行料金、値上げへ 夜間・早朝に適用される割引料金も廃止
下野新聞
2025年9月24日

栃木県は、日光宇都宮道路(日光道)の料金を2026年4月1日に引き上げる方針を固めた。2034年5月までとしていた料金の徴収期間も、61年2月まで延長する考え。
耐震化や老朽化対策を行って安全性を維持するには、安定的な財源確保が不可欠と判断した。
改定案によると、普通車で宇都宮インターチェンジ(IC)から利用した場合、現在は清滝ICまで470円の料金が改定後は670円に、大沢ICまでは210円が260円になる。
閑散期(12~4月)や通常期の17~8時に適用されている割引料金は廃止する。
日光宇都宮道路は、東北自動車道の宇都宮ICから日光市を結び、世界遺産「日光の社寺」や華厳の滝、戦場ヶ原といった観光地へのアクセスルートとなっている。
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