栃木県の名刹に現れた“チケットの取れない”怪談師 背筋が凍りつく独演にファン満足
下野新聞
2025年9月10日

“チケットの取れない”怪談師として全国で人気を集める城谷歩さん(45)の独演会「夜話(やわ)」が6日、栃木県大田原市須賀川地区の名刹・雲巌寺で開かれた。県内外のファンら約200人が臨場感あふれる極上の怪談に聞き入った。
須賀川地区で商店を運営する「かなめ」の主催。ろうそくの明かりだけがともる怪しげな雰囲気の会場で、城谷さんは約3時間にわたって計3話を披露した。
「枕元から『ひたっ、ひたっ、ひたっ』と足音が…」。“城谷節”と称される独特な語り口で背筋が凍る怪談を披露し、聴衆を震え上がらせた。終演後は希望者一人一人との記念撮影に応じていた。
宇都宮市から訪れた来場者は「怪談が始まると会場全体が静まりかえった。虫の声が響き渡るお寺の空気とも相まって臨場感があった」と満足そうだった。
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