日本の原風景 叙情的に 川瀬巴水 画業紹介 群馬・高崎市タワー美術館来月7日まで企画展

上毛新聞
2025年8月15日

IT大手、アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏も収集するなど海外でも人気のある木版画家、川瀬巴水(1883~1957年)。旅を愛し群馬県の吾妻渓谷や榛名山なども題材に日本各地の原風景を叙情的に描いた。群馬・高崎市タワー美術館は9月7日まで企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」を開催。184点を展示し、衰退の危機にあった浮世絵を「新版画」として復興させた巴水の画業を紹介している。

午前10時~午後6時(金曜は同8時)。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)。一般600円、大学高校生300円。問い合わせは同館(?027・330・3773)へ。