栃木県民であることは誇らしい? 私たちは「まじめで粘り強い」けど社交性は…《県民1200人に調査》

2025年6月13日

6月15日は「栃木県民の日」です。下野新聞社のデジタルサービス「とちぽ」では栃木県民としての誇りの度合いや県民性に関するアンケート調査を行い、栃木県民の地元・栃木県に対する本音を探りました。

■「とても誇り」多かった市町は?

アンケートは2025年5月22日~6月9日、「とちぽ」のLINEアカウント上で実施し、1,287人が回答した。

栃木県民の日が毎年6月15日であることについて「知っていた」と答えたのは82.6%。県民の日を定めている県では関東で唯一、当日が休校にならないことも一因なのか「知らなかった」との答えも17.4%を占めた。

続いて「栃木県民であることを誇りに思っていますか」との問いには、最も多い34.7%が「とても誇りに思っている」と回答。「やや誇りに思っている」と合わせると65.6%が好意的な反応を示した。

「とても誇りに思っている」と答えた理由では、住みやすさや豊かな自然、歴史的建造物の多さなどを挙げる声が目立ち、「どちらでもない」などの理由では特色の少なさや知名度の低さなどが挙げられた。

市町別では、回答数に差があるものの「とても誇りに思っている」の回答が5割を超えたのは那須烏山市、那須町、茂木町の3市町。鹿沼市、日光市など5市町も4割を超え、県内平均を大きく上回った。

【栃木県民であることを「とても誇りに思っている」人の割合】

50%台:那須烏山市、那須町、茂木町

40%台:足利市、鹿沼市、日光市、真岡市、壬生町

30%台:宇都宮市、栃木市、大田原市、矢板市、那須塩原市、さくら市、下野市、上三川町、市貝町、野木町、高根沢町、那珂川町

20%~10%台:佐野市、小山市、益子町、芳賀町、塩谷町

■自分たちが思う「県民性」は?

自分たちが思う栃木県民の「県民性」についても尋ねた。「まじめで粘り強い」26.9%、「保守的」23.7%の順に多く、「親しみやすい」が18.9%で続いた。

一方で「楽天的」「社交性が高い」といった選択肢には回答が集まらず、「リーダーシップがある」に至ってはゼロだった。

とちぽで以前実施した別のアンケートでは、茨城県の県民性については「親しみやすい」が49.2%で最多。群馬県民に対しても「親しみやすい」が34.1%で最多となり、それぞれ「社交性が高い」も10%を超えた。

栃木県民から見た茨城、群馬の「県民性」の違いは?より親近感があるのは…どっち?(とりぷれ)

「これからも栃木県に住み続けたいと思いますか」との設問では「とてもそう思う」が58.9%で最多。「ややそう思う」と合わせると86.1%に上った。

「とてもそう思う」の回答理由では「生まれ育った所なので」「やっぱり住みやすい」「他が考えられない」などの声が寄せられ、住み慣れた土地への愛着の高さをにじませた。

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とちぽ」では栃木県民の本音を探るアンケートを随時実施しています。アンケートに答えることでポイントを貯めることができ、500ポイントで500円分のアマゾンギフト券などに交換可能です。ご利用はLINEで友だち登録してください。

なお、無作為抽出で民意を把握する世論調査ではありません。

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