宇都宮動物園で赤ちゃん誕生相次ぐ キリン、カピバラ、マーラ…愛らしく親子で寄り添う

下野新聞
2025年6月9日

初夏の陽気が続く中、栃木県宇都宮市上金井町の宇都宮動物園でアミメキリンなど飼育動物のベビーラッシュが続いている。動物の赤ちゃんは無邪気に走り回ったり、木陰で昼寝をしたり愛らしい姿を見せ、来園者の心を癒やしている。

宇都宮動物園では5月中旬から下旬にかけてカピバラ、アミメキリン、マーラの赤ちゃんが誕生した。アミメキリンとマーラは各1頭。カピバラは三つ子を産んだが、そのうちの1頭は翌日に死んでしまった。

残るカピバラのきょうだい2頭はすくすくと元気に育っており、それぞれ「ぱんこ」と「ぽんず」と名付けられた。

親に寄り添うマーラの赤ちゃん(右)

アミメキリンの赤ちゃんは19歳の母「コウメ」の子でオス。ひときわ小さな体で、コウメをはじめ、同じ動物舎のキリンたちが面倒をみている。名前は、今月中旬にも来園者から募って決めるという。

荒井賢治園長(61)は「親子で寄り添う愛らしい姿は今だけ。一生懸命、生きている姿を見てほしい」と話している。

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