稲で「とちまるくん」 那須塩原 2カ所で公開始まる
下野新聞
2017年6月16日
【那須塩原】県のマスコットキャラクター「とちまるくん」や今年の干支(えと)「酉(とり)」にちなみニワトリなどを稲で表現した「田んぼアート」が15日、西遅沢と関谷の水田で公開された。
一区町、農業中野登喜男(なかのときお)さん(72)が毎年企画し、今回は観光客やコメの生産量増加などを願い制作。西遅沢にある約15アールの水田には「なすひかり」や鑑賞用米「ゆきあそび」など計10種類約2万7千株の稲が植えられ、とちまるくんとニワトリが仲良く並ぶ絵が浮かび上がっている。
関谷の道の駅湯の香しおばら西側にある約25アールの水田でも、計9種類約3万4千株の稲を使って来春の大型観光企画「本物の出会い栃木デスティネーションキャンペーン」のロゴマークなどを表現した田んぼアートを公開。どちらの水田も稲穂が見えるようになるお盆前後が見頃で、中野さんは「毎回感動するような作品にしているので、ぜひ立ち寄ってほしい」と話す。
公開は両会場とも午前9時~午後4時半で、9月下旬ごろまで。(問)中野さん090・2329・1762。
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