栃木県にある宮内庁御料牧場で一般見学会 普段は入ることができない内部の様子は?

下野新聞
2024年10月15日

栃木県高根沢町、芳賀町にある宮内庁御料牧場の一般見学会が10日開かれた。開催初日は過去最多の応募数となる約5000人(2443通)の中から、抽選で選ばれた約80人が牧場内の放牧地や厩舎などを見学した。

御料牧場は皇室向けの農畜産物を生産。乳牛や豚などの家畜飼育をはじめ、野菜22品目を栽培するほか、乗用馬や馬車を引くばん馬などを育成している。

一般見学会は2016年から、政府の観光ビジョンを受けて実施している。今年は10、11の両日、それぞれ午前と午後の2回開催で計175人が選ばれた。

参加者は、山野淳一場長らの案内で、約250haの敷地内を徒歩やバスで移動した。途中、装蹄の見学や馬との触れ合いのほか、外交団を乗せる馬車のそばで記念撮影するなど、約1時間半の行程を満喫した。

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