栃木県真岡市の駅近くにジェラート店ができます オープンはいつ頃?店舗名は「雨土舎」に

下野新聞
2024年9月20日

桝倉建設(栃木県宇都宮市峰1丁目)は10月上旬、栃木県真岡市台町にジェラート店をオープンする。同社は中古不動産の賃貸業務を主力としているが、飲食店の運営は初めて。

店舗では地元農産物などを活用した商品を販売する予定で、業態拡大とともに地域活性化も目指す考えだ。

店舗は真岡駅東口から北に約200mの場所にある自社所有地に新築した。木造平屋で延べ床面積は約60㎡。同社に保管してあった木材を使用し、木のぬくもりが感じられる店内となっている。店舗名は「雨土舎(あめつちしゃ)」とした。

同社は同所に所有する土地と建物の活用策を模索していたが、借り手が決まらなかったという。そこで地域貢献できる事業を検討し、小倉一智社長がジェラート好きだったこともあり、国の事業再構築補助金などを活用してジェラート店を運営することにした。

ジェラートには真岡市特産のイチゴを使ったものなど、季節に応じた商品を複数販売する方針。地元農家などと関係を構築し、地産地消を推進する。当面は週末の日中に営業する予定。

小倉社長は「ジェラートを通して真岡の活性化につなげていきたい」と話した。

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