丘陵春色花じゅうたん 市貝・芝ざくら公園

下野新聞
2017年4月21日

 市貝町見上の芝ざくら公園でシバザクラが見頃を迎え、丘陵一面に広がった色とりどりのかれんな花がそよ風に揺れている。

 同公園は約2・4ヘクタールの敷地に「ダニエルクッション」や「ブルーアイ」など4色計25万株を植栽。地域住民らでつくる芳那(はな)の水晶湖ふれあいの郷協議会(石川紀雄(いしかわのりお)会長)が管理している。

 同協議会によると、今年は約10万株の苗の植え替えを実施。一部は生育途上だが、近年植え替えた中央部を中心に現在七、八分咲きで、週明けにかけてピークを迎えると見込んでいる。

 好天に恵まれた20日、朝から多くの観光客が来園。茨城県大子町から訪れた長山一幸(ながやまかずゆき)さん(65)と妻久子(ひさこ)さん(62)は「天気がいいので色が引き立って素晴らしい」と光り輝く花を眺めていた。

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