大輪のシャクナゲ5000株が見頃 群馬・桐生市の赤城寺

上毛新聞
2024年5月4日

シャクナゲ約5000株が、群馬県桐生市新里町大久保の成田山赤城寺(杉山照栄住職)で見頃を迎えた。自然豊かな境内に高さ5メートルほどの木が並び、訪れた人は赤やピンクの大輪を見上げている=写真。5月上旬まで楽しめる。

シャクナゲは開山の1988年から毎年増やしてきた。前橋市から初めて訪れた森永環(たまき)さん(63)、ひとみさん(63)夫妻は「こんなに大きなシャクナゲを見ることができて驚き。見上げると青い空との鮮やかなコントラストがきれい」と感動していた。

開花時期に毎年開かれる「照天祭り」は5日午前11時から。つきたての餅や赤飯が無料で振る舞われ、事前予約制の写経体験などもできる。杉山住職は「ことしは花芽を多く付けたので見応えがある。ぜひ気軽に訪れてほしい」と話していた。

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