《釣り》ワカサギ釣果100匹超 快適ドーム船、魚探活用 山梨・山中湖

茨城新聞
2024年3月22日

暖冬とはいえ、寒暖差が大きい昨今、毎日の体調管理には気を使う。今回は冬の風物詩でもあるワカサギ釣りに山梨県は山中湖へ出かけた。湖岸の「魚安ボート」のドーム船に乗り「楽ちん釣行」としゃれ込んだ。

ワカサギといえば凍った湖の氷上で、氷に開けた小穴に釣り糸を垂れるイメージ。だが今回釣行した山中湖は冬期も結氷することはなく、湖岸の桟橋からワカサギ釣りのポイントまでドーム船で移動。天気が良ければ富士山も望め、寒い思いもせず手軽に釣ることが可能である。

ドーム船は屋根付きの部屋になっており、椅子に座って釣れる。暖房はもちろんトイレも完備。ポットや電子レンジなど快適装備も搭載されているため初心者や家族連れ、カップルでも気軽に一日ワカサギ釣りを体験できる。

100匹以上の釣果を上げられた

さて船長の操船の下、10分ほどでポイントに到着。氷上の釣りに限らず、ドーム船の釣りにおいても小型の専用魚探(魚群探知機)があると、魚の回遊が分かり、ワカサギの群れがどの辺りをどれくらいの水深で泳いでいるかなど一目瞭然、非常に便利だ。

早速水深10メートル弱のポイントで実釣開始。仕掛けはワカサギ釣り用の電動リールに5本針。餌は紅サシでスタート。開始早々はなかなか反応がなかったが、すぐにワカサギの群れが入り始めると、魚探の画面は真っ赤になった。

針、ワカサギ専用電動リールと魚探

こうなるとアタリがバタバタと出始めた。ひっきりなしというほどではなかったが、魚探に反応が映るたびに仕掛けを落とし、誘いを続けると4点がけ、5点がけなど次々とヒット。

この日は100匹を超える釣果を上げることができた。今回は山中湖だったが、近県では福島県の桧原湖もワカサギ釣りの人気スポットだ。

釣ったワカサギは揚げ物、つくだ煮にして食べたが絶品。釣って楽しい、食べておいしいワカサギ釣りにあなたも一度行ってみてはいかがだろうか。(キャスティング水戸店・高橋晃輝)