乳酸菌使用の純米大吟醸 茨城・桜川 村井醸造が販売

茨城新聞
2024年1月12日

村井醸造(茨城県桜川市)は同社のブランド「真上(しんじょう)」シリーズから、最高峰商品に位置付ける純米大吟醸「aegis(イージス)」を販売している。

「aegis」は、酒米に兵庫県産山田錦、酵母に茨城県産業技術イノベーションセンターが開発した乳酸菌「メセンテロイデス19-5」を使用。真上シリーズには乳酸菌を使った純米酒「Neo-Classic(ネオクラシック)」がラインアップされており、そこで培った手法を注ぎ込んだ。

低温でじっくりと瓶の中で熟成させたことで、みずみずしさと透明感、メロンのような香り、さらにコクとうまみ、甘みが織りなす余韻が感じられるという。同県水戸市で開かれた先進7カ国(G7)内務・安全担当相会合で、ワーキングディナーの閣僚級のドリンクメニューに選ばれている。同社は「特別な日に飲んでいただきたい」としている。

価格は750ミリリットル入り瓶が6050円。桜川市真壁町真壁の同社や、水戸市の京成百貨店、都内の酒ストリートなどで購入できる。