新藤原駅へ初乗り入れ 東武鉄道のSL大樹 来月23日、125周年を記念

下野新聞
2022年10月21日

創立125周年を記念して東武鉄道は11月23日、運行する蒸気機関車「SL大樹(たいじゅ)」を東武鬼怒川線終点の新藤原駅まで初めて乗り入れる。

SL大樹は下今市駅を基点に、東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅間と東武日光線東武日光駅間をそれぞれ運行している。従来の沿線エリアに加え、今回初めて営業運転する鬼怒川温泉-新藤原駅間周辺の活性化を図ろうと企画した。

乗車するには東武トップツアーズが企画する日帰りツアー(浅草駅発着または下今市駅発着)への申し込みが必要。今月25日に一般募集を始める。同鉄道公式ファンクラブ会員向けの先行募集を開始している。

料金は浅草駅発着が大人1万1千円、子ども8千円。下今市駅発着は大人7千円、子ども6千円。

11月16、17の両日には鬼怒川温泉-新藤原間で試運転も実施する。同1日からは、県内9駅を含めた主要駅で新藤原駅初乗り入れ記念乗車券を販売する。

(問)東武鉄道お客さまセンター03・5962・0102。