観光、活性化拠点を開設 坂東市、ガラス細工や陶芸体験
茨城新聞
2016年11月24日
観光と地域活性化の拠点となる坂東市の観光交流センター「秀緑」と、まちなか交流センター「ゆめぷらざ坂東」が23日、グランドオープンした。第三セクター「坂東まちづくり株式会社」(広井正一社長)が市から受託して運営する。オープンセレモニーでは、吉原英一市長が「大きなまちづくりの核ができた。多くの人たちに愛される施設にしたい」とあいさつ。関係者らがテープカットし、夜にはジャズコンサートやイルミネーションファンタジーなどのイベントが繰り広げられた。
観光交流センターは、同市岩井の中心市街地に残る旧蔵元の酒蔵などを生かし、ガラス工房や陶芸、木工の体験ができる施設とし、市民が交流できる多目的ホールも備えている。このホールとなる本蔵は国の登録有形文化財として登録される予定。
まちなか交流センターは中心市街地のにぎわい創出や市の魅力発信基地としての役割を持たせ、観光交流センターで製作した坂東ガラスや陶芸品、市内の名産品などを販売する店舗が入り、市民らの展示スペースも併設した。
敷地内では、食べ物や手工芸品などの出店が設けられ、来場者で終日にぎわった。 (中村勉)
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