小山、野木の連携シェアサイクル、観光拠点7カ所に設置 計67台、17年1月開始へ

下野新聞
2016年10月8日

 【小山・野木】来年1月の運用開始を目指している広域シェアサイクルについて、市と町は7日の推進委員会で7カ所のサイクルステーションに計67台の電動アシスト自転車などを整備することを明らかにした。

 市町が広域的に連携し、自転車を通じて渡良瀬遊水地や国指定重要文化財「野木町煉瓦(れんが)窯」などへの誘客を図り、地域活性化につなげる。市によると、県内市町連携によるシェアサイクル事業は県内で初めてという。

 同事業は小山地区定住自立圏施策の第1弾。サイクルステーションの設置場所は、市内がJR小山駅西口、間々田駅西口、道の駅思川、なまいふるさと公園の4カ所。町内が野木駅西口、きらり館、野木ホフマン館。借りた自転車は、指定されたステーションならどこでも返却できる。

 自転車は20、26インチの電動アシストと、子ども用自転車を使用する。ステーションは来年度以降も増やす方針。

 市役所で開かれた推進委員会には関係者約20人が出席した。

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