サイクリング 土浦 → 桜川 景観、旬の果物堪能
茨城新聞
2016年9月4日
つくば霞ケ浦りんりんロードでサイクリングを楽しむツアーが3日、土浦市川口のラクスマリーナから桜川市まで約40キロ区間などで開かれ、参加者は風光明媚(めいび)なコースを走ったほか、県産のナシやメロンを味わった。
ツアーは大手旅行会社のJTBが初めて企画した。15人が参加し、県外からの参加者などは貸自転車を利用した。貸自転車は、同ロード沿線の数カ所の拠点で借りたり返したりできることから、手軽にサイクリングを楽しめる。
沿道の休憩所では、東京近郊に住む本県出身の女性らが茨城の食を応援する「いばらき美菜部(びさいぶ)」が県産のナシを振る舞い、参加者は旬の味を堪能。この後、桜川市岩瀬で自転車を降り、同市内でメロンを満喫してツアーを締めくくった。
東京都内の会社員、佐藤壮さん(36)は「普段は自転車で長距離を乗ることは少ないので楽しい。茨城にフルーツがたくさんあるのも初めて知った」と話していた。
同ロードを整備する県地域計画課の担当者は「本県の果物と手ぶらで楽しめるサイクリングとを組み合わせてPRするなどして、軽装で来た人にも楽しんで帰ってもらえるようにしたい」とした。
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