創建1250年記念、神橋で花の舞奉納 日光 市貝町の中村さん

下野新聞
2016年7月29日

 創建1250年を迎えた日光二荒山神社の神橋で28日、節目を記念した「花神楽舞」が奉納された。優雅な舞とともに花が生けられ、通り掛かる観光客は神橋を彩る伝統美に見入った。

 奉納したのは、市貝町出身のフラワーアーティスト中村佐千子(なかむらさちこ)さん。3年前から同神社へ装花を奉納している感謝の思いを込め、日本古来の神楽を取り入れた装花を考案。活動に共感した滋賀県出身の音楽家坂本真一(さかもとしんいち)さん(29)がオリジナル曲を提供した。

 午前8時すぎ、神橋中央で坂本さんが電子ピアノで幻想的な曲を奏でると、伝統装束に身を包んだ中村さんが神楽を開始。軽やかに舞い、黄や白の花を次々と生けた。その後、同神社拝殿でも奉納した。

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