音楽、グルメ茨城発信 地元出身・磯山純さん企画 千波湖で14日フェス

茨城新聞
2016年5月10日

 音楽と物産展が融合したイベント「茨城総合物産音楽フェスティバル」(isoフェス)が14日、水戸市の千波湖ふれあい広場で開かれる。同市出身のシンガーソングライター、磯山純さん(32)が、4年前から「千波湖で1万人規模の野外イベント開催」と掲げてきた企画で、夢が実現する。一青窈さんら有名アーティストのほか、県内のご当地グルメが味わえる約40店が参加。磯山さんは「最高の食と音楽、景色で県内外の人に茨城を体感してほしい」と語る。
ISOフェスは物産展エリア(入場無料)と、アーティストが熱いパフォーマンスを披露するライブエリア(有料)で構成され、1万人の集客を目指す。
 磯山さんは2人組ユニットを経て、2012年から本格的にソロ活動を開始。県内外で精力的にライブ活動を重ねる。茨城に帰省するたび、年々街ににぎわいがなくなっていくのを感じ、寂しさを募らせていたという。追い打ちを掛けるように県内は東日本大震災で被災。「自分に何ができるか」を考える中で、千波湖でのイベント開催の目標ができた。
 千波湖は磯山さんが高校生の時にギターを練習していた場所。自身の原点とも言える場所で夢を実現させるため、これまでに県民文化センター大ホール(1500人収容)でのコンサートを2回成功させるなど、地道に歩みを進めてきた。
 物産展エリアには、県内企業をはじめ、磯山さんと親交のあるカフェなども参加。「茨城のものを食べ、地元の人と交流して、その後も観光に来てもらうきっかけになれば」と橋渡し役を自認する。
 ライブエリアには、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん率いる「jealkb」、misonoさん、笠間特別観光大使の5人組「NEVA GIVE UP」、県内在住の6人組ロックバンド「BxAxG」など11組が出演。「歌詞が届くと思うアーティストに来ていただいた。茨城はコンサートツアーを組んでもらいにくい場所でもある。アーティスト側にも活動の場があることを知ってもらいたい」と期待を込める。
 今回に限らず、今後は県内の他の地域でも同様のイベントを開催したい考え。磯山さんは「継続しなければ意味がない。ISOフェスをきっかけに、新たな人のつながりができ、茨城を知ってもらえたらうれしい」と意気込んでいる。
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 ISOフェスは午前10時~午後8時。音楽エリアチケットは6300円(当日6800円)。チケットを持つ保護者の同伴に限り小学生まで入場無料。イープラス、県内のブックエース・川又書店各店や水戸京成百貨店で販売している。

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