春メロン、出荷始まる 鉾田・JA茨城旭村

茨城新聞
2016年3月30日

鉾田市のJA茨城旭村(佐伯美代治組合長)で29日、今年初めて収穫された春メロン「オトメメロン」の選果作業が始まった。今年は天候にも恵まれ、形、甘さともに上々の出来という。水戸中央青果に出荷された。
 初出荷されたのは、同市鹿田の野原隆さん(63)の436ケース。同市造谷の青果物管理センターにトラックで運ばれると、作業員が編目の形や大きさでより分け、光センサーの糖度検査を経て、等級や大きさで5~7個ずつ箱詰めされた。
 同JAによると、今年のメロン部会の会員数は175人。作付面積は144・7ヘクタールで、98万ケースの出荷を見込む。出荷のピークは5月中旬から6月中旬で、赤肉系の「クインシー」を主力に首都圏などに運ばれる。

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