コメでピザとスープ 特許技術使い商品開発 つくばの農産物直売所

茨城新聞
2016年2月18日

 コメの新たな需要を生み出そうと、つくば市柳橋の農産物直売所「みずほの村市場」(長谷川久夫代表)はコメを使ったピザとスープの新商品を開発し、直売所敷地内のイベントスペースで販売を始めた。商品としての実用化は県内では初めてという。
 商品の材料には、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所(農研機構)が開発したコメゲル(特許)を使用。コメを製粉せずにゼリー状に加工した食品素材で、水分量などを調整することによりさまざまな加工食品の作成に応用でき、中小事業者でも利用可能な技術という。地域産のコメを利用した農業の6次産業化の推進への貢献が期待される。
 みずほの村市場は、同直売所に隣接する田んぼで自家栽培したコメ品種「ミズホチカラ」を使い、コメゲル技術を応用した独自のコメゲル「みずほのミジュレ」を作り、素材として利用し新商品を開発した。6日からは、第1弾として直売所出荷農家の野菜を使いオリジナルの石窯で焼き上げた2種類のピザと、コメゲルでとろみをつけたスープを発売。
 ピザとスープの各1品セットで500円(税込み)。スープ単品で180円(税込み)。毎週土・日曜日に同所で販売する予定。
 同直売所の高橋広樹取締役生産研究部長は「多くの方にコメの良さを再認識していただき、新たな活用にも注目してもらいたい。次の新商品も考えている」と話した。

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