小玉スイカのアイス一新 筑西・桜川産、品質を向上

茨城新聞
2021年7月6日

茨城県筑西・桜川両市産の小玉スイカを原料にしたアイスクリーム「こだまスイカのアイス」が、内容と容器のデザインをリニューアルされた。原料のスイカの品質を向上させたほか、果汁の割合を50%に高め、パッケージも高級感のあるデザインに一新した。

商品は筑西・桜川こだまスイカ産地女性の会(島田幸子会長)が企画・販売する。新たなパッケージは、スイカのつると葉でハートマークをかたどったデザイン。これまでは、規格外品のスイカを使用していたが、「良品」に切り替えた。

製造元は小美玉ふるさと食品公社(小美玉市)で、今季千個を生産する予定。パッケージは中小企業基盤整備機構「よろず支援拠点」がデザインした。

島田会長(66)らが6月30日、筑西市役所の須藤茂市長を表敬訪問し、リニューアルを報告。島田会長は「さっぱり、すっきりとした味で、ミルクのコクもある。幅広い年代の方においしく食べていただける」と商品の特長をアピール。須藤市長は「私たちも販路について一生懸命考えていく」と支援に意欲を示した。

価格は1個(100ミリリットル)390円(税込み)。道の駅グランテラス筑西(筑西市川澄)などのほか、JA北つくばファーマーズマーケットきらいち筑西店(同市西方)でも販売されている。

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