新雪にシュプール描く 日光 「エーデルワイス」開業

下野新聞
2018年12月25日

 【日光】今季で開業50周年を迎えた川治温泉高原のスキー場「エーデルワイススキーリゾート」が22日、グランドオープンし、来場者約300人が思い思いにシュプールを描いた。

 この日は積雪約40センチ。中級者向けの「プロムナード」、初心者向けの「ファミリーゲレンデ」の2コースが滑走可能となった。穏やかな天候となり、訪れた人たちはスキーやスノーボードで滑走を楽しんだ。

 スキー場を運営する鬼怒高原開発は開業50周年を記念し、用具レンタルコーナーなどの施設を一新。キッズパークも拡充させて受け入れ態勢を強化した。

 今季営業は来年3月末までの予定。下山一明(しもやまかずあき)営業課長(51)は「平昌(ピョンチャン)冬季五輪でも使われた最新鋭の降雪機をフル稼働させている。天候次第だが、年末年始には全コースで滑走可能としたい」と話している。