山車集結、境内にぎやか 水戸・吉田神社 14日まで秋季祭礼

茨城新聞
2018年10月13日

水戸市宮内町の吉田神社で12日、秋季祭礼があり、例大祭と夜祭りが開かれた。山車7台が集結、おはやしの競演があり、笛や太鼓で境内はにぎやかな雰囲気に包まれた。祭礼は14日まで。

市によると、江戸時代後期の記録には「吉田神社祭祀」「吉田祭」「吉田明神祭」との記載があり、第2次大戦中の数年間を除き実施されてきた。2016年1月に市指定文化財となった。神幸祭、還幸祭には太平洋岸にみられる「磯出」「浜降り」の要素を含み貴重な事例とされる。

夜祭りでは、山車一斉おはらい神事が執り行われた。滑川久美雄宮司は「けがのないよう山車を運行してほしい。祭りを楽しみましょう」とあいさつした。

下市地区の商店街「ハミングロード513」は13日午後2時30分~3時30分と午後6~10時、14日正午から午後9時まで歩行者天国となる。

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