ユーラシアカワウソ登場 那須どうぶつ王国新施設 きょうオープン

下野新聞
2018年7月17日

 【那須】大島の動物園「那須どうぶつ王国」で、国内の施設では珍しいユーラシアカワウソなどが見られる施設「オッタークリーク・ビーバークリーク」が14日、オープンする。円形の展示スペースを周遊し、ガラス越しに観察できる。

 13日は内覧会が開かれ報道関係者に公開された。

 今春開設した「ウエットランド」を拡大し、オープンする。施設は約200平方メートル。屋根付きの通路を挟み、二つの展示スペースを設置した。通路の外側にも移動が可能で、さまざまな位置から動物の泳ぐ姿や陸地にいる姿を観察できる。

 オッタークリークでは、絶滅種のニホンカワウソと姿が似ているというユーラシアカワウソの雌1頭が観覧できる。来月には別の雌1頭も展示する予定。いずれも体長約80センチ、体重6キロ。

 ビーバークリークは、雄と雌のアメリカビーバー計2頭を観察できる。

 同園の担当者は「(長崎県・対馬や町内の余笹川でカワウソが話題になり)興味がある人も多いと思う。生態などを記したキャプションも近く展示するので、学びながら観察してもらえれば」と呼び掛けている。

 (問)同園0287・77・1110。

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