「綱吉の城」記す絵図 市史専門委員・前沢さん寄贈 館林

上毛新聞
2017年7月31日

徳川綱吉(1646~1709年)が城主を務めた時代に作られた館林城絵図を所有する館林市史専門委員の前沢和之さん(70)=伊勢崎市=が27日、同市役所を訪れ、絵図を市に寄贈した。城内の家臣名や「三重御櫓(やぐら)」の土台の広さなど、城内の詳細な情報が記されたもので、市は29日から同市第一資料館に展示して広く市民に公開していく。
綱吉は1661年から5代将軍になるまでの19年間、館林城主を務めた。絵図は70年に作成されたもので、縦98センチ、横201センチの大きさ。記載された家臣名や櫓の大きさなどから、修築年代や城の規模が判明するなど、当時の城内を知る貴重な手掛かりとなっている。
寄贈した前沢さんは「活用してもらい、館林城を知る手掛かりにしてほしい」と語った。
絵図を受け取った須藤和臣市長は「城跡だと分かる看板を設置したり、シンポジウムなどで市民の理解を広げたい」と感謝した。

【写真】寄贈した絵図を須藤市長に説明する前沢さん(左)

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