朝焼けに「大樹」の雄姿 8月復活SL日光で試運転

下野新聞
2017年5月15日

 8月10日から東武鬼怒川線で復活運転するSL「大樹(たいじゅ)」の試運転が14日未明、日光市の下今市駅-鬼怒川温泉駅間の約12・4キロで非公式に行われた。朝焼けで黒光りする汽車を一目見ようと、沿線には地元住民や「撮り鉄」が集まり、重量感あふれる走りを熱心にカメラで撮影していた。

 大樹は午前4時すぎに下今市駅を出発。レールを踏みしめるようにゆっくりと加速し、水鏡が広がる同市倉ケ崎新田の田園地帯をさっそうと駆け抜けた。鬼怒川温泉駅には約30分後に到着。鉄道関係者ら約100人が見守る中、同駅前広場の転車台で向きを変えた。

 午前6時すぎには、再び大きな白煙を上げながら下今市駅へと戻った。鬼怒川温泉駅前広場に両親と訪れた、同市鬼怒川温泉大原、小学2年手塚渓太(てづかけいた)君(7)と年長園児渉太(しょうた)ちゃん(5)の兄弟は「迫力があり、かっこよかった。夏休みに汽車に乗るのが楽しみ」と興奮しながら話した。

 東武鉄道によるSL運行は51年ぶり。本年度は土日、祝日を中心に片道約35分の行程を1日3往復する運行を98日間予定している。

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