栃木・群馬・福島 3県観光地連携へ始動 歴史街道対流圏強化プロジェクト

下野新聞
2017年2月12日

 【日光】「日光・会津・上州歴史街道対流圏の強化プロジェクト」のシンポジウムが17日、今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」多目的ホールで開かれる。歴史をメインテーマに、本県と群馬県、福島県の広域の観光周遊ルート形成などを目指すプロジェクトが本格的に始動する。シンポジウムでは3県と主要観光地の交流や連携を強化し、各地域の魅力発信や首都圏と外国からの観光客を誘致する方法などを模索する。

 プロジェクトは国土交通省が昨年3月に発表した東京都一極集中是正などを目指す首都圏広域地方計画の一環。3県と、隣接する日光市や福島県南会津町、群馬県片品村が携わる。

 3県には世界遺産「日光の社寺」や旧イタリア大使館別荘、わらぶき屋根民家が並ぶ大内宿、世界遺産「富岡製糸場」などが点在。各有名観光スポットは東武鉄道や野岩鉄道、国道120号、121号などで結ばれている。交通ネットワークを生かし、首都圏や外国からの観光客に宿泊・滞在を促し、交流人口増加につなげるのが目的。

 シンポジウムの第1部は跡見学園女子大観光コミュニティ学部の篠原靖(しのはらやすし)准教授が「地域資源を活用した観光まちづくり」を演題に講演。第2部は「本地域特有の魅力や地域資源とその活用」をテーマに3市町村長が登壇。各自治体の歴史文化や自然などの地域資源や魅力を紹介、今後の観光PRに向け意見を交換する。

 県は「観光客が3県を周遊するきっかけづくりになれば」としている。午後1~3時。入場無料。定員300人。(問)下野新聞社営業局クロスメディア推進部028・625・5333(平日午前9時~午後6時)。

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