山伏ささげる 炎の舞 龍ケ崎来迎院

茨城新聞
2016年12月24日

世界平和への願いを込め、山伏たちが真剣を振るったり、たいまつを持って激しい舞を披露したりする「火防(ひぶせ)大祭」が23日、龍ケ崎市馴馬町の来迎(らいごう)院(深谷尚永住職)で行われた。

祭りは、戦争で苦しむ世界の人たちの助けになりたいと、約20年前から続いている。山での厳しい修行を重ねる山伏が祈りの舞などをささげる。

日没が迫る中、ほら貝を吹きながら山伏らの一団が境内に入場。特別に設けられた結界内では護摩がたかれ、本堂での祈禱(きとう)を済ませた山伏が儀式に臨んだ。

山伏たちは問答の後、1人が闇に向かい真剣を振るって煩悩を断ち切ると、他の山伏はたいまつを手に、円を描いたり振りかざしたりする「火生之舞(かしょうのまい)」を披露した。参拝客らは儀式を食い入るように見つめ、山伏の荒々しい舞に引き込まれていた。舞が終わると、参拝客らは無病息災などを祈りながら火が収まった護摩の上を歩いた。

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