人気漫画「頭文字D」イメージ 名場面 実車で再現 榛名ドリフトショー初開催

上毛新聞
2016年11月29日

榛名山麓が舞台のモデルになった人気漫画「頭文字(イニシャル)D」をイメージした自動車イベント「榛名ドリフトショー」が27日、渋川市金井の伊香保グリーン牧場駐車場の特設会場で初めて開催された。ファンら約2000人が実車で再現された作品の世界を楽しんだ。

森田登さん(館林市)ら3人のレーシングドライバーが、主人公らの愛車を再現した車を使い、3台並んでドリフトするなど名勝負の数々を演じた。抽選で選ばれた観覧者を助手席に乗せたドリフト体験走行もあった。
ドライバー3人と、頭文字Dに関する展示がある「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」(吉岡町)の横田正弘館長のトークショーも開かれた。グリーン牧場内の芝生広場では、ファンの愛車二十数台を並べてドレスアップ・コンテストを行った。
海外で人気が高い同作を核にインバウンド(外国人誘客)拡大などを狙って、地域の有志がつくる群馬自動車文化創造実行委員会(岡田誠会長)が主催した。

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