宇都宮の名物 インクに 上野文具 ギョーザ、ジャズ、カクテル…
下野新聞
2020年6月17日
【宇都宮】宇都宮餃子(ぎょーざ)やジャズ、カクテルはこんな色-。池上町の上野文具は、宇都宮の名物をイメージした5色のご当地インク「Utsunomiya INK」を開発、17日から販売する。
文房具ブームに合わせ、万年筆が人気を集めており、特に万年筆インクはご当地ものなど多彩な色合いにはまる「インク沼」という言葉が生まれるほど。昨年には都内でご当地インクの博覧会も開かれ、同社は市や市内の観光事業者と協力し、ご当地インクの開発に乗り出した。
色は「餃子ブラウン」と「ミッドナイトジャズブルー」「カクテルブラック」「大谷ストーングレー」「若竹グリーン」。宇都宮餃子会や宇都宮ジャズ協会、大谷石材協同組合などがそれぞれ監修し、ギョーザの焼き色や大谷石の色合いにこだわった。
同社の奥賀優(おくがまさる)取締役営業本部長(48)は「各団体と何度も色の調整を重ね、宇都宮にしかないオリジナルのインクが仕上がった。地域活性化の材料の一つになってくれれば」と期待している。
各色とも50ミリの瓶入りで、2200円。同社の5店舗のほか、ネットでも販売する。(問)同社028・633・6181。
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