地下空間 妖しく華麗に 採掘場跡使い 假屋崎さん個展 宇都宮・大谷資料館
下野新聞
2019年12月9日
【宇都宮】大谷町の大谷資料館で7日、「華道家假屋崎省吾(かりやざきしょうご)の世界展」が始まった。幻想的な地下空間を、独特の色彩感覚で華麗に彩り、訪れた人の目を楽しませている。
同館の大谷石地下採掘場跡での個展は初めて。トルコキキョウやボタンなどを大谷石の花器に飾った作品など、大谷ならではの約100点が並ぶ。角材や流木、ハート形のパネルを活用したダイナミックな展示や、採掘場跡にたまった水に反射して浮かび上がる作品もあり、来場者が興味深そうに見入っていた。
東京都江東区から訪れた会社員車佳代子(くるまかよこ)さん(40)は「採掘場跡の空間の使い方が素晴らしく、すてきです。感動しました」と話していた。
15日まで。午前9時半~午後4時半(入場は4時)。入場料は大人700円、小中学生300円で資料館入場料(大人800円、小中学生400円)は別途必要。
(問)同館028・652・1232。
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