ピンクがご縁 一日館長 栃木・岩下の新生姜ミュージアム 阿佐ヶ谷姉妹、4周年祝う

下野新聞
2019年6月24日

 【栃木】本町の「岩下の新生姜(しょうが)ミュージアム」で22日、開館4周年記念セレモニーが開かれ、お笑い芸人の「阿佐ヶ谷姉妹」が、一日館長を務めた。

 漬物「岩下の新生姜」をPRする目的で、岩下食品が2015年6月20日に開館した。阿佐ヶ谷姉妹の衣装が、新生姜と同じピンク色だったことがきっかけで、一日館長就任が実現した。

 この日のオープン前には、敷地の外まで長蛇の列ができた。来場者を前に、ピンク色のスーツを着た岩下和了(いわしたかずのり)社長(53)が「4周年に駆け付けていただき、ありがとうございます。楽しんでもらいたい」とあいさつ。阿佐ヶ谷姉妹の2人は「(館長と書かれた)タスキに恥じないよう務めたい」と力を込めた。

 2人と来場者は、バースデーソングを合唱。市マスコットキャラクター「とち介」など人気のご当地キャラ3体も駆け付け、会場を盛り上げた。

 宇都宮市宝木町2丁目、図書館司書荒井茉里奈(あらいまりな)さん(24)は「満足です。より多くの人に来てもらいたい」と喜んでいた。