和の香り 癒やしの梅林 足利の西渓園

下野新聞
2019年3月19日

 足利市西宮町の梅林「西渓園(せいけいえん)」で梅の花が満開となり、来園者やハイカーを楽しませている。

 織姫(おりひめ)山の西側斜面約3ヘクタールに、白梅と紅梅計約1200本が植えられている。山道の両脇には花を付けた木々が立ち並び、甘い香りを漂わせている。市観光協会によると、24日ごろまで楽しめるという。

 織姫山から両崖山に続くハイキングコースからは、山あいに広がる梅林を見下ろすことができる。晴天となった18日は、多くのハイカーが梅林を眺めながら足を休めていた。

 群馬県太田市矢場新町、伊藤幸蔵(いとうこうぞう)さん(69)は「咲き誇る梅に目を奪われる。癒やしの風景ですね」と話した。